
こんにちは、ブラフ系ボドゲ好きのだいちゃんです!
本記事では、ボードゲーム「インカの黄金」の遊び方&レビューをはじめ、「インカの黄金の面白くて仕方ないところ」までを徹底解説しました!
駆け引きがたまらない
まるで、映画「インディージョーンズ」のようなボードゲームです!
このゲームの醍醐味は、他のプレイヤーとの度胸試しです。
安定を取るかギャンブルにでるか、性格で行動が分かれるゲームです!



【ルールが簡単でハラハラする駆け引きが楽しみたい方】におすすめのボードゲームです!
絶対に一度じゃ終われないボードゲームランキングではトップ5に入ります(笑)。
それでは本文をどうぞ!
※インカの黄金は何度かリメイクされていて、本記事では【インカの黄金(新版)】のパッケージでご紹介しています。
【インカの黄金とは?】ゲームの概要とレビュー!


インカの黄金は、遺跡の奥へ進む「探検カード」を引き、「宝石が出るか罠が出るか」を予想し、宝石を集めるゲームです。
人数 | プレイ時間 | 対象年齢 | ジャンル | 発売年式 | 価格 |
3-8人 | 20-40分 | 8歳以上 | パーティ 心理戦 | 2006年 | 約3,400円 |
難易度 | |||||
初心者おすすめ度 | |||||
盛り上がり度 | |||||
お手軽さ | |||||
読み合い(ブラフ) |
プレイヤーは冒険家仲間とともに「古代インカ神殿」の遺跡を探検します。
遺跡は奥へ進むほど多くの「宝石(お宝カード)」を受け取れますが、もちろんその分「罠(障害カード)」も増えます!


遺跡の途中で「障害カード」が出ると、それまで拾った「宝石」を落としてしまいます。


「獲得できる戦利品」と「キケンな目にあうリスク」を天秤にかけたチキンレースのようなゲームです!
- 駆け引きでニヤニヤが止まらない
- アニメで放送+リメイクされている=神ゲー
- 人数の幅が広い!小さい子供でもプレイ可能!
- 知った中でやる心理戦がマジであつい!!
- ルールが簡単なので初心者・初対面でもおすすめ!
インカの黄金の内容物


インカの黄金の内容物を紹介します。
一覧
- 神殿カード+遺物カード
- 探検カード
- 探検家コマ+テント
- 宝石
それでは、1つずつ見ていきましょう。
① 神殿カード+遺物カード
下の写真が神殿カードです。


神殿カードはラウンド数を表しています。
合計5ラウンドで、1ゲーム終了ということになります。
ラウンド開始時に1から順に表にしていきます。これで、現在が何ラウンド目かがわかります!


下の写真が遺物カードです。
神殿に残された太古の装飾品たちで、数字の大きさ分の価値があります。


ゲームの準備段階で神殿カードの下へ配置します。
ラウンドが始まるたびに、その下にある「遺物カード」を「探検カードの山札」へ加えてプレイします。




② 探検カード
探検カードは2種類のカードで構成されます。
- お宝カード
- 障害カード




お宝カード15枚+障害カード15枚が最初の山札となります。
③ 探検家コマ+テント
プレイヤーは探検家コマとテントを一つずつ受け取ります。
持ち帰った宝石は、自分のテントの中に保管します。









ゲーム中は、他のプレイヤーに持っている宝石の数がバレないようにしましょう!
④ 宝石
宝石は、以下の3種類があります。
- トルコ石(緑) →60個
- 黒曜石(黒) →30個
- 黄金(半透明の黄色)→20個


最終的な勝敗は、テントに持ち帰った宝石の点数と、遺物カードに書かれた点数を足して決まります!
インカの黄金のルールと簡単な遊び方(流れ)
ここでは、インカの黄金のルールを遊び方を簡単に解説しています。
ゲームの準備
以下の手順で、始める準備をします。
- 探検家コマとテントを受け取る
- 神殿カードと遺物カードを配置する
- 探検カードを山札とする
- 宝石をよけて置く


準備ができたら、1の遺物カードを山札へ追加してよくシャッフルしましょう。







もちろん裏向きで混ぜてくださいね!
ゲームの流れ
- 【進む】か【戻る】かを選択する
- 【進む】神殿の奥へ進み「探検カード」をめくる
- 【戻る】これまでに獲得した宝石をもってキャンプへ戻る
上記が一ラウンドです。
すべてのプレイヤーが「キャンプへ戻る」か「災厄(さいやく)に合う」とラウンドが終了します。
※災厄(さいやく)→同じ種類の「障害カード」が2枚出ること。
① 【進む】か【戻る】かを選択する
まずプレイヤーは、神殿の奥へ進むか戻るかの選択をします。
全員手を握った状態で中央に出します。


この手の中に、コマを入れるか否かで神殿の奥へ進むか戻るかを決めます。
- 何も持っていない → 神殿の奥へ【進む】
- 探検家コマを持っている → キャンプへ【戻る】




「せーの!」で一斉に手を開き、【進むプレイヤー】と【戻るプレイヤー】に分かれることになります。
② 【進む】神殿の奥へ進み「探検カード」をめくる
探検家コマを持っていなかったプレイヤーは、神殿の奥へ進みます。


「神殿の奥へ進む」というのは、すなわち「探検カード」を引くということです。
探検カードを引くと、以下の3種類のカードいずれか1種類が出ます。
- お宝カード
- 障害カード
- 遺物カード
それぞれのカードが出た場合について解説します。
1. お宝カードが出た場合
お宝は、一緒に探検しているプレイヤーで折半します。








例えば、インカの黄金を4人でプレイしているとします。
お宝の数が7個だったら、1人1個ずつお宝を配り、残りの3個は道に置きます。
2. 障害カードが出た場合
同じ種類の障害カードが出るまでは、特に危険はありません。




違う種類の障害カードなら探検失敗にはなりませんが、どんどんリスクが高くなっていきます!
2枚同じ障害カードが出た瞬間に、探索は失敗です。
探検失敗した時に神殿にいたプレイヤーは、このラウンドで獲得していた宝石を全て失ってしまいます。





安全なところで引き返すのが重要ですよ!
3. 遺物カードが出た場合
遺物カードが出たターンは何も起こらず、道に置いておきます。
最初に「一人で」帰ったプレイヤーがこの遺物カードを持ち帰ることができます。







もし二人同時に【帰る】を選択すると、どちらのプレイヤーも遺物は持ち帰られません。この場合、道に落ちている宝石のみ山分けします。
遺物カードがラウンド中に出なかった場合、その遺物カードは次のラウンドに持ち越しです。
つまり、次のラウンドは遺物カードが+1枚されてゲームがスタートします!
③ 【戻る】これまでに獲得した宝石をもってキャンプへ戻る
戻ることを選択したプレイヤーは、そのラウンドで獲得した宝石をキャンプへ持ち帰ります。


キャンプへ持ち帰った宝石は、今後なくなることはありません。
帰ることを選択したプレイヤーは、それまで余って道に置いてきた宝石を受け取ることができます。





同時に帰るプレイヤーが複数人いたら、それも折半になります。
割り切れない分は、そのまま道に置いておきます。


これによって、まだキケンでなくても「帰る」という選択肢が生まれます!
【ラウンドの終了】「全員がキャンプへ戻る」か「災厄(さいやく)に合う」
下記のいずれかが起こった場合、そのラウンドが終了します。
- 全員がキャンプへ戻る
- 災厄(さいやく)に合う
1. 全員がキャンプへ戻る
同じ種類の障害カードが出る前に、全員がキャンプへ戻るとそこでラウンドは終了します。
2. 災厄(さいやく)に合う
同じ種類の障害カードの2枚目が出ることを「災厄(さいやく)に合う」といいます。


この場合もラウンドは終了します。
災厄(さいやく)に合ってラウンドが終了した場合、その障害カードを1枚だけ神殿カードの下へいれ、次からのゲームでは除外されます。
これにより、少しだけ同じ災厄(さいやく)に合いづらくなります。
下の写真は、落石という災厄(さいやく)カードの2枚目が出てしまい、ラウンドが終了したところです。




下の写真のように、1枚だけ神殿カードの下に入れます。
つまり、次のラウンドからは落石によるラウンド終了のリスクが減ります。


ラウンドが終了したら、次の神殿カードをめくり遺物カードを山札へ追加して、次のラウンドへ進みます。




【ゲームの終了】5ラウンド終わったら宝石の集計
5ラウンド終わった時点で、キャンプの中の宝石を集計します。
宝石の点数が最も高いプレイヤーの勝利です!
遺物カードは、左上に書かれている点数がそのまま加算されます。




【戦略とコツ】インカの黄金で絶対に勝ちたい人向け!
楽しめればいいけど「やっぱり勝ちたい!」という方向けに、【インカの黄金】で勝つために意識するポイントを2つ挙げてみました!
- 宝石が大量にとれる手段を考える
- 遺物カードが出たら取ることを最優先にする
1. 宝石が大量にとれる手段
宝石が大量に取れるパターンは以下の2つあります。
- 道に置いてある宝石を一人で持ち帰る
- 他のプレイヤーが帰って自分一人で奥へ進む
2つのパターンに共通して言えることは「一人になる」ということです。
このゲームは基本的に山分けをするので、一人で探検している時が一番宝石を手にすることができます。



他のプレイヤーが帰りたいタイミングで、あえて進む選択をしてみるといいかもしれません!
ゲーム終盤になり、明らかに宝石のポイントが少なく負けそうだと感じたら、イチかバチかでみんなが帰るまで帰らないという作戦を取るのも一つの手です。
2. 遺物カードが出たら取ることを最優先にする
インカの黄金は、遺物カードが何より強い!!
上記でも述べましたが、一人で宝石を獲得するのがとにかく強いです。
なので一人しかもらえない遺物カードはもちろん強い。



とくに「10」「12」はめちゃめちゃ強いので狙ってください!
ただし結局は一人で帰らないと遺物カードはもらえませんので、他のプレイヤーの動きを予想する必要があります。
キャンプに引き返すタイミングはとても重要です!
【ここがミソ】インカの黄金の面白いところ
インカの黄金の「ここが面白い!」というポイントをまとめました。
動作が簡単で駆け引きが最大限
ゲームの動作としては、コマを握る(引き返す)か否か(行く)だけなのですぐにプレイできます!
駆け引きのポイントはいくつかありますが、なんとなくやっていてもプレイはできますので、小さい子供でも一緒にプレイできるゲームです!
※宝石やコマが小さいので口に入らないように注意してください。



僕は友人と「キャッキャ」いいながらプレイしていました(笑)。(大人でも盛り上がれるゲームということです..!!)
「遺物カード」は一人で帰った時しかもらえない
誰もが欲しい遺物カードは、一人で帰る時しか受け取ることができません。
ということは、みんな帰ろうとするけど被るかもしれないからやめる…と考えてみんな帰らないかもしれない…でも、本当に1人で帰れるのか…
考えても一生答えは出ませんね(笑)。
人数が多ければそれだけ駆け引きは深くなるので楽しいと思います!



僕は4人プレイで遊びましたが、それでもかなりの心理戦が楽しめました!
引くに引けない…!!
他のプレイヤーが一人が帰っておいしい宝石をたんまり持って帰る背中をみたら、もう後に引けなくなります(笑)。
多少キケンでも、神殿の奥へ進んで大量の宝石をもらわないと、メンタル的に帰れません。
インカの黄金はどこで買える?
Amazonや楽天で購入できます。
店舗によっては取り扱いのない場合もあるので、ネット購入がおすすめです。
【まとめ】インカの黄金でみんなで盛り上がろう!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
少し軽めの心理戦が遊びたい方にはとてもおすすめなゲームです!



宅飲みでほろ酔い状態でプレイすると、最高に盛り上がると思います!!家族・親戚で集まって小さい子がいる時でも遊べるゲームです!
それでは今日も一日ボードゲームを楽しみましょう!
せーのっ、HAPPYボドゲ!
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