
こんにちは、だいちゃんです!
今回はサルでもわかるカタンのルール解説です。
「カタン-CATAN」
それは、皆さんが発見した無人島につけられた名前です。
資源を集め、島を開拓し、都市を建てて一人だけが「カタン」の支配者となることができます。





先日プレイした時は2時間があっという間に溶けました…!なのに2日連続でプレイしました(笑)
ボドゲ好きなら絶対に遊びたいゲームです!
それでは本文をどうぞ!
【カタンとは?】ゲームの概要とレビュー!


カタンは、資源を集めて島を開拓し、より島を発展させたプレイヤーが勝利するゲームです。
人数 | プレイ時間 | 対象年齢 | ジャンル | 発売年式 | 価格 |
3-4人 | 60分 | 8歳以上 | 戦略 | 1995年 | 約4,000円 |
難易度 | |||||
初心者おすすめ度 | |||||
盛り上がり度 | |||||
お手軽さ | |||||
読み合い(ブラフ) |
島には、さまざまな資源があります。
自分が開拓した場所から採れる資源で新たな場所を開拓し、時には自分が持っていない資源を交換してもらったりします。




サイコロの出た目の資源を、開拓地が隣接するプレイヤーが受け取ります。
下の写真の場合は、サイコロの目が「5」だったので「5」に開拓地や都市を建設している人が資源を獲得できます。
赤の人が木を、白の人が稲を獲得しました。


ボードゲームを知らない人でも、カタンはやったことがある!という人もいるくらい有名なゲームですね!
- 誰もが認めるボードゲームの頂点!
- 資材の交渉が楽しい!
- 何度遊んでも違う戦略が見つかる!
- サイコロ運にも勝負がかかっている
- 盗賊に何度も苦しめられる..!!
カタンの内容物


カタンの内容物を紹介します。
一覧
カタンには、以下の物が入っています。
- 枠+資源タイル+数字チップ
- 開拓地+都市+街道
- 資源カード
- 発展カード
- サイコロ
- サマリーカード
- ボーナスカード
- 説明書
1つずつ見ていきましょう。
1. 枠+資源タイル+数字チップ


枠、資源、数字チップをすべて配置し、ゲームをすぐにプレイできる状態が上の写真です。
枠は6枚からなり、同じ数字の枠を組み合わせます。
枠タイルの隅に小さく数字が書かれています。






資源タイルは、以下のように5種類あります。
- 木
- 稲
- 岩
- レンガ
- ひつじ


資源をあつめて、島を開拓していきます。
資源タイルの中に「荒野マス」が一枚あります。
荒野マスには盗賊が住んでおり、プレイヤーから資源を奪います。




数字チップは、表が数字で裏にはアルファベットが書いてあります。
裏は、上級者向けルールの準備段階で使用します。




数字チップは、以下の写真のように好きなタイルの上に並べ替えることができます。



これによって無数のパターンで遊ぶことができます!


2. 開拓地+都市+街道


プレイヤーは「開拓地」「都市」「街道」を受け取りゲームを始めます。
3. 資源カード
資源カードは、下の写真のように5種類あります。


4. 発展カード
発展カードは、ゲームを大きく変えるほどの効果を持つカードが含まれています。



「発展カード」をうまく活用して島をどんどん開拓していきましょう!


効果を発動するものや、勝利点ポイントになるものがあります。
- 騎士 → 14枚
- ポイント → 5枚
- 独占 → 2枚
- 街道建設 → 2枚
- 発見 → 2枚
騎士はイラストが7種類あります。効果はどれも同じです。



僕は全然気が付きませんでした(笑)


ポイントも5種類です。効果は変わりません。


5. サイコロ


2種類の普通のサイコロです。
6. サマリーカード


各プレイヤーに渡します。
サマリーカードを見ながらプレイでき、ルールはすぐに把握できるので迷うこともありません!
7. ボーナスカード


カタンは最終的に、ポイントを競うゲームです。
プレイ中の功績に応じて、以下のようにボーナスポイントがもらえます。
- 最長交易路 → 一番街道を長くつなげたプレイヤー
- 最大騎士力 → 騎士を一番多く使用したプレイヤー
以上の条件を満たしたプレイヤーに「ボーナスカード」(+2ポイント)が渡されます。




新たに条件を満たすプレイヤーが現れたら、より「街道」または「騎士」が多いプレイヤーへボーナスカードが移ります。
8. 説明書
ルール自体は簡単で、準備が終わればプレイには迷いません!
カタンのルールと簡単な遊び方(流れ)
カタンのルールと遊び方を解説します。
ゲームの準備
カタンの準備は、以下の手順でおこないます。
- タイルと数字チップを配置し、島をつくる
- プレイヤーに開拓地+都市+街道を配る
- 資源カード、発展カードをよけて置く
- 「開拓地+街道」を2セット配置する
この記事では「初めて遊ぶ人向け」の初期配置を紹介します。
(※玄人向けの配置方法は別の記事で紹介します。)


各名称は下記の通りです。


はじめに、「開拓地+街道」を2セット配置します。
自分の選んだ交差点に「開拓地」を1つ置き、その開拓地から繋がるように道に「街道」を設置します。
時計回りで全員が「開拓地+街道」を1セットずつ配置したら、次は反時計回りでもう1セットの「開拓地+街道」を設置します。



全員が「開拓地+街道」を2セットずつ配置したら、ゲームスタート!
下の写真は、4人とも2セットずつ配置したところです。


「初めて遊ぶ人向けルール」として、資源を初期札として持つことができます。
各プレイヤーは、2つ目の「開拓地」に面している土地から最初の資源を受け取ります。


- 赤 → 岩、木、ひつじ
- 青 → 木、ひつじ、岩
- 白 → 稲、岩、レンガ
- 黄 → レンガ、ひつじ



慣れてきたら、配置はこのままで初期資源なしでプレイしてもいいと思います!
ゲームの流れ
カタンは以下の流れで進んでいきます。
- サイコロを振り、資源を受け取る
- 手番では好きなだけ行動を行う
- 【建てる】建設コストを支払いものを建てる
- 【発展する】コストを支払い発展カードを引く、または使う
- 【交渉する】他のプレイヤーと資源交換の交渉をする
上記が1ラウンドです。3-5の行動は可能な限り行うことができます。



「カタン」の目的は、島を開拓し発展させ「10ポイント」獲得することです。ポイントの内訳は下記にて説明します。
① サイコロを振り資源を受け取る
プレイヤーの行動は、サイコロを振ることから始まります。
サイコロの合計値なので、下の写真の場合は「1+4=5」です。




サイコロの出た目が示すタイルの資源を、開拓地または都市を置いているプレイヤーが受け取ることができます。
開拓地なら資源を1枚、都市なら2枚獲得することができます!







資源カードは手札として自分だけが持っているようにしてください!「交渉」の時に手札がばれてない方がうまくいきますよ!
② 手番では好きなだけ行動を行う
サイコロを振り資源を受け取ったら、以下の行動を好きなだけ行うことができます。
- ものを建てる
- 発展カードを引く
- 交渉して資源を交換する
どの順番で行っても大丈夫です。
以下で説明していきます。
③ 【建てる】建設コストを支払い、ものを建てる
建てられるのは3種類。
建設コストを支払って建てることができます。


ポイントについては後述しています。
「レンガ」と「木」で「街道」を建てるなら、以下のように建てます。




- 街道は道にしか建てられない、また何かがつながっている場所
- 開拓地は交差点かつ、街道がつながっている場所にしか建てられない
- 都市は開拓地だった場所に建てる
街道は、下の写真のように開拓地や都市とつながっていないところや交差点には建てられません。




また、開拓地や都市は、道や街道に繋がっていない交差点には建てられません。




都市は、開拓地をグレードアップしたものです。
そのため、いきなり都市は建てられません。


④ 【発展する】コストを支払い発展カードを引く、または使う
コストを支払い、発展カードを引くことができます。


発展カードを使用する場合は、引いた次のターンから使用することができます。
発展カードは資源カードと分けて置いておきましょう。



伏せて場に置いておくとよいと思います!
⑤ 【交渉する】他のプレイヤーと資源交換の交渉をする
交渉も自由です。
交渉は何度でも、どのプレイヤーともすることができます。


ただし、交渉はいつもうまくいくとは限りません。
相手が納得してくれなければ、交渉は不成立になることがあります。





あまりに自分が不利なら、諦めたほうがいい場合があります。搾り取られないように気を付けましょう!
盗賊のルール


カタンはサイコロで出た目の資源を受け取るゲームですが、一番出る確率の高い「7」のマスが存在しません。
なぜなら、7は盗賊の数字だからです。
サイコロで7を出したプレイヤーは、盗賊を好きなマスに動かすことができます。
盗賊が置かれた場所は、サイコロの目が出ても資源を取れなくなってしまいます。






- 盗賊がいるマスの数字が出ても、隣接する開拓地・都市から資源が取れない
- 資源カードを「8枚」以上持っているプレイヤーは半分にする(自分で選択可)
- 盗賊が移動したマスに隣接する開拓地・都市を建設しているプレイヤーから一枚ランダムで「資源カード」を奪う
また、発展カードの「騎士」も「盗賊を動かす」という効果を持っています。


騎士の効果で盗賊が動いた場合は、「2. 資源カードを8枚以上持っていたら手札を半分」の効果はありません。


【勝利条件】10ポイント獲得したプレイヤーが即勝利
ポイントについてあまり触れていませんでしたが、勝利条件は「10ポイント」とることです。
- 開拓地を建てる → 1ポイント
- 都市を建てる → 2ポイント
- 発展カード → 1ポイント
- 「街道」 → 2ポイント
- 「最大騎士力」→ 2ポイント
基本的には、開拓地や都市を建ててポイントを稼ぎます。


特殊ルール|間隔ルール
開拓地や都市を建てるのにはある程度の条件があります。
『建てようとする点の周囲3辺に街道がないこと』が条件です。
ただし、自分の街道とは繋がっていないといけないので、自分以外の街道があると建てられない。というルールです。
【ここがミソ】カタンの面白いところ
カタンはここが面白い!というポイントを紹介します。
戦略は無数にあって、正解は1つではない
カタンの戦略は無限にあり、これをすれば勝つ!というものは存在しません。
例として、以下のような戦略があります。
- 同じ資材を固めて独占する
- 街道を長くして「最長交易路」を目指す
- 港を活用する
- 発展をしまくる
まだまだ作戦はたくさんあります。
サイコロの運絡んでくるので、同じ戦略でも毎回うまくいくわけではありません。



ゲームバランスが最高にちょうどいいゲーム!
遊び方が2兆9000億通り!?
バカみたいな数字ですが、本当なんです(笑)。
カタンは、タイルの位置と数字の位置を変えることによって、「2兆9000億通り」の配置があるのです!!
上記の通り戦略もたくさんあるので、配置がかわるとまた新たな戦略が生まれます!



何回プレイしても遊びつくせない、最高のゲームです!
交渉がこじれるのがおもしろい!
カタンの中盤に差しかかると、どうしても持っている資材が偏ってきます。



開拓地を都市にしたいのに、岩が足りない…!
そんな時に交渉が役立つのですが、相手が不利だと感じたらゆすってくる人とかいます(笑)
カタンの戦略・必勝法
カタンはたくさんの人に遊ばれているゲームであることから、ある程度「この行動が強い」というパターンがあります。
絶対に負けられない戦いがある方は、参考にしてみてください。
初期配置
カタンはどこで買える?
カタンはAmazonで購入できます。
店舗によっては取り扱いのない場合もあるので、ネット購入がおすすめです。



私はドン・キホーテにあったのをそのまま購入しました!
【まとめ】カタンでみんなで盛り上がろう!
カタンは、ボドゲ好きならだれでも知っている非常に有名なゲームです。



ただ、2時間くらいかかるので、時間が許すときでないとプレイするのはキケンかもしれません(笑)
場所を取るので、カタンを持っている人は少ないと思います!これを機に購入して、友達をボドゲ沼に巻き込みましょう!
それでは今日も一日ボードゲームを楽しみましょう!
せーのっ、HAPPYボドゲ!
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